限界理系大学生

ゲームや漫画や日常の出来事を様々な観点から観察、分析していきます。たまに真面目な話もします。暇つぶしです。不定期で更新します。

【進撃の巨人】ジークの目的について

93話「闇夜の列車」にて、ジークが王家の血を引いていることをマーレに隠している(と思われる)描写がありました。

 

f:id:owata047:20170615082554j:image

 

これは間違いなく今後の展開に大きく影響する事実ですよね!

今回は、このことからジークの目的を予想していきたいと思います。

 

・王家の血とは?

始祖の巨人を代々継承してきたフリッツ王家に流れる血です。

全ての巨人を支配できる能力を有する「始祖の巨人は、王家の血を引く者が継承しなければ真価を発揮できません。

エレン=イェーガーは始祖の巨人を継承していますが、王家の血を引かないため他の巨人を操ることができません。

かといって、壁内の王家の血を引く者(ウーリ、フリーダなど)は不戦の契りによって始祖の巨人の能力を使うことができません。

もちろんヒストリアが継承しても同じ結果になるでしょう。

 

では、壁外に王家の血を引く者は存在するのでしょうか。

86話「あの日」では

巨人大戦末期 島に逃れることを拒み 大陸に留まった王家の一族が存在した

その末裔は現在 彼女一人のみとなっていた

とあります。彼女とはダイナ=フリッツのことです。

 

その後、ダイナはグリシャと結婚し、ジークを出産しますが、ジークが7歳の時に密告され、ダイナは無知性巨人にされてしまいます。

後に50話「叫び」で一時的に座標が発動したエレンに従うように他の無知性巨人に殺されました。

このときエレンが座標を使えたのは、ダイナ巨人に触れたからでしょう。

また、ダイナが死亡したため、現在壁外で王家の血を引いているのはジークのみです。

 

・何故ジークは王家の血を引くことを隠しているのか?

先程説明した通り、ジークは壁外で唯一王家の血を引いています。ジークは自分の脊髄液を投与したエルディア人を巨人化させ、操ることができます。しかもこの過程で生まれた巨人は夜も活動することができます。

93話「闇夜の列車」でコルトは

こんな能力 歴代の獣の巨人にも無かったのに…

まるで話に聞く始祖の巨人だ

と言っています。

つまり、ジークの特殊能力は獣の巨人に特有なものではなく、ジークが王家の血を引いていることが関係していると考えられます。

しかし、ジークは始祖の巨人を継承していないので、完全に巨人を支配することはできず、限定された条件(自分の脊髄液を投与)でなければ支配できない、といった感じでしょう。

 

マーレはパラディ島に存在する始祖の巨人奪還作戦を行なってきました。

マーレが始祖の巨人を何としても手に入れたい理由はいくつかありますが、主にパラディ島に眠る莫大な化石燃料です。86話「あの日」のフクロウから復権派に届いた手紙によると、技術の発展に伴い、豊富な化石燃料を埋蔵するパラディ島の需要が高まったとあります。

 

f:id:owata047:20170615105348j:image

 

しかし、80年前に壁を築いたフリッツ王は

今後我々に干渉するなら壁を構成している巨人の力を使うと宣言しており、うかつに手を出さない状態でした。

 

f:id:owata047:20170615105748j:image

 

壁内の始祖の巨人を奪還し、パラディ島を制圧して化石燃料を手に入れるというのが主な理由です。

マーレは壁外には王家の血を引く者はいないと考えているため、始祖の巨人を使って巨人を支配するということ自体を目的としているわけではありません。

 

では、もしマーレがジークが王家の血を引いていると分かったらどうするでしょうか。

まずなんとしてでも始祖の巨人を奪還し、その力でエルディア人を巨人化させ操って兵器にするでしょう。

巨人は確かに地上戦では強力ですが、ジークの脊髄液を投与しなければまともに操作することもできず、操作できなければマーレ人も構わず襲うような扱いづらさが弱点です。

マーレは巨人の力でなんとか他国と戦争してもいい勝負ができていますが、科学技術的には他国に大きく遅れをとっています。

しかし、始祖の巨人の力を得れば地上戦での戦力が大幅に強化されるので有利に戦うことができるでしょう。

また、必ずジークに子供を作らせるでしょう。

王家の血が断絶すれば、始祖の巨人の力を完全に使える人はいなくなってしまいます。現在壁外で王家の血を引いているのはジークだけなので、ジークに子供を作らせ、その子供に始祖の巨人を継承させるでしょう。

 

ジークが本当にマーレの繁栄を望むのであれば、自分が王家の血を引いていると言った方がいいですし、それはジークも分かっていると思います。

 

これらのことから、ジークはマーレと別の目的があると考えられます。

 

・ジークの目的は?

93話「闇夜の列車」で、ジークはマーレ元帥にパラディ島への攻撃を再開し始祖の巨人を奪うべきだという意見を述べています。

 

f:id:owata047:20170615112543j:image

 

その理由は、始祖の巨人をマーレが取り戻したと世界中に知らせることで、技術の発達、軍備の再編までの時間を稼ぐためだそうです。

しかし、僕はこれはジークの本心ではないと思います。先程も言ったように、これが本心であれば王家の血を引いていることを明かした方がマーレが作戦を実行する可能性も上がるし、マーレはパラディ島作戦に莫大な予算をつぎ込むでしょう。

 

つまり、この理由は建前であり、ジークには別の理由があると考えられます。

 

ジークは始祖の巨人を自分が継承し、何かに利用しようとしているのではないでしょうか?

 

これはジークが王家の血を引いていて、それを隠していること、わざわざ建前を使ってまでパラディ島作戦を提案したこと、任期(寿命)があと1年であることからほぼ確実だと思います。

 

そして、もう1つジークの目的が分かりそうな手がかりとして、83話「大鉈」でジークがエレンと初めて対峙した時のシーンがあります。

 

f:id:owata047:20170615133233j:image

 

この発言の意味はなんでしょうか。

このとき、ジークはかなり疲労していましたし、リヴァイに追われていたにも関わらずエレンに対してこのような発言をしています。

また、逃げる際もわざわざ

 

f:id:owata047:20170615133220j:image

 

エレンを救い出す、と言っていることからこの発言はおそらくジークの本心でしょう。

 

グリシャの目的はエルディアの復権であり、洗脳されているというのはエレンにエルディアを復権させるようにグリシャの意志が働いているということではないでしょうか。

これらのことから、ジークの真の目的=エルディアの復権ではなさそうです。

しかも、マーレを滅ぼしエルディアを復権させたとしてもやってることはマーレと同じです。

 

 f:id:owata047:20170615134747j:image

 

ジークの考え方からして、仮にジークが実はエルディア側の人間だったとしても、マーレを滅ぼしてエルディアを復権させる、所謂やられたらやり返すような方法はとらないと思います。

 

また、先程言ったようにおそらくジークはマーレ側の人間ではありません。

これとエレンを救い出すという発言から、ジークの目的として、エルディア人の解放がまず考えられます。始祖の巨人の力を王家の血を引く人間が使えば、ユミルの呪いを解き、巨人の力を大地の悪魔に返すことができるのではないでしょうか。

 

ただ、この展開は物語的にどうなの?って感じですよね。メタ的な話になりますが、ジークが実はいい奴でエルディア人解放することが目的なら壁内人類にとっての宿敵であるジークとの対立も中途半端になってしまいますし、正直盛り上がりに欠けますよね。

 

エルディア人の集団自決なのではないかという考察もあります。物語の流れ的にもジークの言動にも噛み合っているのですが、これはジークの目的ではないと僕は考えます。

理由はジークが目的を持つようになった年齢です。ジークは7歳でグリシャをマーレに密告して、それ以降ずっとマーレに王家の血を引いていることを隠し続けています。ということは、7歳の時点である程度考えがあったのではないでしょうか。7歳のジークが始祖の巨人を奪還してエルディア人の集団自決を試みるとは少し考えにくいかなと思います。

 

 

じゃあ目的は何なんだよ!って感じですが、確実にこれというものはありません。

獣の巨人の歴代の継承者の記憶と王家の血を引いていることから誰も知らない巨人の謎を知っている可能性もあります。

 

まあ、ジークはケツの拭き方(責任の取り方)が独特なので、僕たちが考えもしないことをするかもしれませんしね(笑)

この発言まで伏線だったら面白すぎです(笑)

 

 

まとめると

  • ジークはマーレ側の人間ではない
  • ジークはエルディア復権派でもない
  • ジークは子供を作って王家の血を引き継がせる気はない
  • ジークは始祖の巨人を自分で継承して何かに利用しようとしている
  • ジークはおそらく7歳の時から何かしらの考えを持っていた

 

って感じですかね。

これも結局新たな情報待ちですね。

意見、質問などあればコメントお願いします。

 

 

おわり。

【進撃の巨人】アッカーマンについての考察

93話「闇夜の列車」でジークがアッカーマンは巨人科学の副産物だと言っています。

つまり、アッカーマンはどこかに住んでいた少数派の血族とかではなく、巨人を研究する過程で偶然生まれてしまったと考えられます。

なぜ偶然かと言うと、もし狙ってアッカーマンを生み出せるとすれば、マーレはとっくにアッカーマンを人間兵器として戦争に利用していると考えられるからです。副産物という言い方からも狙って作ったものではないということはわかると思います。

 

f:id:owata047:20170614080544j:image

 

 

では、どのようにアッカーマンは生まれたのでしょうか?

 

残念ながら作中でアッカーマンが誕生した過程についての手がかりは殆ど描かれていません。

今回はアッカーマンの特徴を整理しながら、アッカーマンの歴史について考察し、研究の副産物として生まれた過程については新たな情報が出てから詳しく考察するとしましょう。

 

・強い

作中に登場したアッカーマンといえば、ミカサ、リヴァイ、ケニー、ミカサ父、クシェル(リヴァイ母)などがいます。

ミカサは104期訓練兵をマーレで訓練を受けてきたはずの戦士が3人もいるにも関わらず首席で卒業するようなバケモノですし、リヴァイは言うまでもなく人類最強、ケニーも中央第一憲兵団対人制圧部隊隊長として調査兵団を何人も殺害していますし、何よりリヴァイを育てたという実績があります。ミカサ父に関しては強盗にあっさり殺されてしまいました。

この差はアッカーマン特有の覚醒(僕が勝手にそう呼んでる)があるかどうかによります。

例えばミカサはエレンが強盗に殺されかけている時に覚醒が起こっています。

 

f:id:owata047:20170614080838j:image

 

この瞬間からミカサは圧倒的な強さを手に入れています。

 

f:id:owata047:20170614080938j:image

 

リヴァイも覚醒を経験したと言っています。

この覚醒の特徴としては、一度覚醒してしまえばそれ以降は常に強く、覚醒時だけの一時的なものではありません。

 

アッカーマンが強いというより、アッカーマンは圧倒的な強さを手に入れる覚醒が起こる可能性を秘めていて、覚醒が起こらなければ強くはないという方が正しいでしょう。

 

・記憶の改竄を受けない

これはアッカーマンというより、エルディア人じゃない人は記憶の改竄を受けないという方が正しいですかね。ケニーの祖父によると、アッカーマンや東洋の一族は記憶を改竄されないとのことです。おそらく、記憶の改竄はエルディア人にしか効かないのでしょう。そして、この発言からアッカーマンは特別な条件を満たしたエルディア人などではなく、エルディア人とは全く別の血族と考えられます。

 

・王家からの迫害

記憶の改竄を受けないアッカーマンは、人類の記憶を改竄する初代王の方針に反発したため、壁内で迫害されてきました。

 

 

軽くアッカーマンの特徴を整理したところで本題に戻ります。

 

ジークの発言から、アッカーマンは大陸側で生まれたと考えられます。

では、アッカーマンはいつ生まれたのでしょうか。エルディアが民族浄化を行なっていた1700年間でしょうか、それともマーレが復権してからパラディ島に壁ができるまででしょうか。

おそらく前者です。

86話「あの日」でグリシャの父親の発言より(グリシャ父が発言したタイミングを現在とした場合の年表です)

 

1820年前:ユミル=フリッツが巨人の力を得る

1820年前〜120年前:エルディアによる民族浄化

120年前:マーレが内部工作に成功

80年前:巨人大戦でマーレが勝利、フリッツ王はパラディ島に逃げる

 

壁内のアッカーマンはフリッツ王が逃げる時に一緒にパラディ島に移りそのまま壁内に入った以外ありえない(フリッツ王は壁を作った際に記憶の改竄を行ったはず、アッカーマンが壁ができた時にいなかったら迫害されることもない。そもそも壁ができてから壁内に侵入するのは困難。)ので、少なくとも80年前にはアッカーマンは存在していたと言えます。

ジークはアッカーマンを王家の伝承のみの存在と言っていますし、アッカーマンはかつては王側近の武家でした。

120年前〜80年前は

エルディア:始祖の巨人、進撃の巨人

マーレ:上の2つ以外の7つの巨人

を所有しており、王はもちろんエルディアにいます。だとすると、マーレが復権した後に生まれたとしたら、アッカーマンが王に仕えた期間は長くても40年になってしまいます。

これでは短すぎますよね。世代にしておよそ3世代です。これでは王家の伝承のみの存在という表現は使わないと思います。

 

これらのことを考慮に入れると

1820年〜120年前にエルディアで巨人科学の副産物(研究中の偶然?突然変異?)としてアッカーマンが誕生。

その後は高い戦闘力を評価され王側近の武家として王家に仕える。

代々王家の側近としての役割を引き継ぐ

120年前にマーレが復権

80年前にフリッツ王がパラディ島に逃げ、このときアッカーマンの一部も壁内に移る。

フリッツ王は壁内人類に記憶の改竄を試みるもアッカーマンはエルディア人じゃないので改竄できない。都合が悪いため迫害を受ける。

 

という流れになるかなと思います。

王からすれば、高い戦闘力を持つアッカーマンは自分の手元に置いておきたいはずなので、王はアッカーマンはアッカーマン同士でのみ子をつくらせ、代々王家に仕えさせたと予想できます。

これが、王家の伝承のみの存在の意味だと思います。

 

フリッツ王がパラディ島に逃げる時に共に壁内に移った人類は一部ですよね。となれば大陸に残ったアッカーマンもいるはずですよね。

このアッカーマンをマーレはどうしたでしょうか。おそらく処刑したと考えられます。

アッカーマンは一見しただけで分かるほど戦闘力が高いです。(ジークはウォールマリアで調査兵団と戦っただけでアッカーマン2人を正確に言い当てた)

しかも、元はエルディアの王に仕えていた一族です。エルディアに対する忠誠心も高いはずですし、 謀反でも起こされたら困ります。

エルディア人は巨人化が可能なので武器としての利用価値があるからマーレがわざわざ収容所を作って生かしています。アッカーマンは巨人化もできません。つまり、生かす価値もないし数が増えたらマーレは潰されかねません。

現に、リヴァイはマーレが誇る戦士長であるジークをフルボッコにしています。

これらのことから、大陸に残ったアッカーマンはマーレによって殺されたと考えるのが自然でしょう。そもそも、王の側近でしたから殆ど全員壁内に移ったと考えられるため、残ったのは少数だったと思います。

これはただの推測ですが、このときにマーレは拷問でもしてアッカーマンや王家に関する情報でも得たんじゃないでしょうか。

 

アッカーマンの歴史についての考察は以上になります。

元は王家に仕えていたのに、壁内では迫害され、残りはおそらくマーレに殺されてしまったという悲惨な一族です。

アッカーマンは進撃の巨人の世界でおそらく大きな役割を持っているにも関わらず、まだ作中で明かされていない情報がたくさんあると思います。既存の情報から様々な仮説を立てながら、新しい情報が出るのを待つとしましょう。

 

質問、意見、リクエスト等あればコメントお願いします。

 

 

おわり。

 

 

【進撃の巨人】マーレ人の一部は巨人化できる説

94話で明かされた新事実として、ライナーがマーレ人とエルディア人のハーフであるというのは今後の展開で大きな意味を持つと思います。

f:id:owata047:20170613082956j:image

僕は、作中でエルディア人と言われているのは所謂純血のエルディア人のことかと思っていました。そして、巨人化できるのは純血のエルディア人だけだと思っていました。

 

しかし、マーレとエルディアのハーフであるライナーが巨人化できるということで、この仮説は覆されましたね。

 

この事実をもとに、ハーフでも巨人化できるならリヴァイ兵長(アッカーマンとエルディアのハーフと思われる)も巨人化できるなどという考察をしている人もいます。

非常に面白い考察ですよね!

というか強すぎて世界滅ぼしそう(笑)

 

本題に戻ります。ライナーがエルディア人とマーレ人のハーフである以上、エルディア人とマーレ人のハーフは他にもいると考えられます。

さらに、それは現代に限った話ではなく、昔から民族を超えて子供をつくるということが行われていたと考えられます。となると、殆どの人はどこかしらでエルディア人の血が混じっているのではないでしょうか。

 

この疑問を解消する鍵になるのが、86話「あの日」のグリシャの父親の発言です。

 

f:id:owata047:20170613084120j:image

 

『エルディア人は他民族に無理矢理子を産ませユミルの民を増やした』

『その民族浄化が約1700年間続いた』

とあります。

クルーガーは、事実などない、民族浄化が1700年も続いたらマーレは全滅していると言っていましたが、とりあえず1700年続いたとしましょう。

 

※この点が考察不足だったので6月27日に新しい記事を書きました!↓

【進撃の巨人】1700年間の民族浄化についての考察 - 工学部の暇つぶし

 

ユミルの民というのは巨人化できる人種のことなので、エルディア人と他民族のハーフは巨人化できるということになりますね。

ということはハーフでも巨人化できるというのは86話の時点でほぼ明かされていたことになります。

また、このことからエルディアと他民族で子を産むという行為は昔からあったことがわかります。

 

そして民族浄化が1700年間続いたというのがポイントです。この1700年間はおそらく巨人の力が最強だった時代でしょう。現代になってようやく科学技術が巨人に勝るかどうかのレベルです。巨人化の力を有するエルディア人に他民族は抵抗する術はなかったと思われます。

ある程度抵抗できたのであればエルディア人の民族浄化を抑制することができたかもしれませんが、エルディア人の天下であった1700年間は物凄い速度でユミルの民が増えていったと考えられます。

 

 そしてこの1700年間の後にマーレが復権します。

 

f:id:owata047:20170613084934j:image

 

グリシャの父親によると、マーレは内部工作によってエルディアを弱体化し、9つの巨人のうち7つを奪ったとあります。

 

この時内部工作を試みて革命に成功したマーレ人は果たして純血のマーレ人でしょうか。

 

おそらく違いますよね。

1700年間も民族浄化が続いたとしたら、純血のマーレ人は超大国のエルディア相手に内部工作できるほどの人数が残っていないと思われます。それに何より、もし仮にマーレが滅ぼされた時に純血のマーレ人が一部生き残っていて、どこかでひっそりと暮らしながら革命のチャンスをうかがっていて、1700年の後に内部工作に成功したとしても、純血のマーレ人だけでは巨人の力を奪うことができません。純血のマーレ人は巨人化ができませんからマーレ側にユミルの民が少なくとも数人はいたはずです。

 

そして、現代でマーレ人と呼ばれるはこのとき内部工作に成功したマーレ人の子孫に当たる人物でしょう。そう考えると、マーレ人の殆どはエルディア人の血が混じってますよね。

 

では、エルディア人とマーレ人の境界はどこにあるのでしょうか。88話「進撃の巨人」でのグリシャとクルーガーのやりとりから、血液検査によってマーレ人とエルディア人を判別しているということが分かります。

 

 f:id:owata047:20170613093501j:image

 

エルディア人の血が半分以上混じっていればエルディア人とみなされるのでしょうか。それとも何か別の要因があるのでしょうか。

ただ、先程言ったように、マーレ人と言われる人の中に純血のマーレ人は殆どいないのではないかと思います。つまり、純血のマーレ人だけが血液検査によってマーレ人と認められるというわけではないと考えられます。

 

この仮説が正しいならば、社会的にはマーレ人(血液検査でマーレ人と判断された)だが、生物的にはエルディア人(巨人化できる)みたいな人もいるのではないでしょうか。

 

以上がマーレ人の一部は巨人化できるのではないかと考えた理由です。

エルディア人の血と巨人化の関係性、マーレ人とエルディア人の血液的な境界線はまだ完全には明らかではありません。

細かい設定ではありますが、いつか作中で明かされることを期待しましょう。

 

最近進撃の巨人の記事が多めですが、最新話が出ると色々な事実が発覚するので考察したくなっちゃうんですよね(笑)

95話が待ち遠しいですね!

 

 

おわり。

 

【進撃の巨人】戦士候補生試験科目に射撃は必要なのか?

94話で、戦士候補生の試験の様子が描かれました。体力に優れるマルセル、射撃に優れる、対人格闘に優れるアニ、頭脳に優れるピークがそれぞれ合格(ピークが合格と言われている描写はありませんでしたが、ポルコの発言からそうであると予想される)しています。

僕は、これらの試験はマーレが所有している巨人の特徴に合った能力が高いかどうかを継承するかしないかの判断基準にしていると考えています。

 

【進撃の巨人】戦士候補生試験について - 工学部の暇つぶし

 

巨人の能力は継承した人の能力によって左右されます。継承する人の体力が高ければ、巨人化した状態での体力も高く、長時間走ったりできると考えられます。知性巨人は中の人の意思で動くので、優れた頭脳を持っていれば良い判断、行動ができるでしょう。ウォールマリア奪還作戦時の車力の巨人を見れば明らかです。

また、女型の巨人は巨人化したエレンと対峙した時に、アニが訓練でしていた体制をとり、エレンを圧倒しました。後に鎧の巨人とも戦ったエレンも格闘なら女型の方が手強かったと言っています。

 

では、超大型巨人はベルトルトの高い射撃技術を利用したでしょうか?

 

超大型巨人が主にしたことと言えば、シガンシナ区外壁の門を蹴り破ったこと、ウトガルド城で調査兵団と交戦(このとき、蒸気攻撃を使用)し、エレンに押されていた鎧の巨人をフォローしたこと、ウォールマリアで巨人化時の爆発で多くの調査兵団を倒した後エレン、アルミンと交戦したこと(敗れましたが)があります。

 

あれ…?射撃技術使ってなくね?

 

一見すると、確かに射撃技術は必要なさそうです。なんとか無理やりそれっぽい理由をつけるとしましょう。

 

考えられる1つ目の理由は、視力です。

巨人の目を攻撃すると巨人の中の人は目が見えなくなります。つまり、巨人の目と中の人の目はリンクしています。このことから、中の人の視力が巨人の視力に影響するという仮説が立てられます。

超大型巨人はその名の通りめちゃくちゃでかいです。エレン、アニ、ライナーが巨人化すると大体15mくらい、ジークは17mくらいです。

それに対し、超大型巨人は60mあります。

 つまり、他の巨人より広い範囲を見渡すことができます。パラディ島ではそこまで役に立つかわかりませんが、マーレが所有する巨人の使い道はパラディ島制圧だけではありません。マーレは他国との戦争に巨人を主力兵器として採用しています。

地上戦において、広範囲が見渡せるというのは非常に強力だと思います。軍隊についての知識はないので詳しくは分かりませんが。

これらの理由から、高い視力を持つ人間であれば、少なくとも他の人よりは超大型巨人の能力を有効に使うことができると言えるでしょう。

 

もう1つの理由が、体幹です。

しっかりと弾を打つためには、体を安定させる必要があります。超大型巨人は、体がとてつもなくでかいので、直立するのはかなり難しいと予想されます。つまり、巨人化した時に体を支える強い体幹があるかどうかを射撃で試している可能性があります。

f:id:owata047:20170611222850j:image

この姿勢なら関係ないか…(笑)

 

または、単に射撃の実力を試している可能性もあります。先程も言ったように、マーレは巨人を他国との戦争に利用していますが、巨人継承者は、長い戦争の間ずっと巨人化しているわけではありません。おそらく普通の兵隊としての役割少しはあるのでしょう。巨人継承者は貴重なので、特攻みたいなことはしないとは思いますが。

少しは戦場で銃を扱う機会があるのかもしれません。

 

 

考えられる予想はこのくらいですね。

作中の描写から明らかなように、戦士に選ばれることは難しく、また選ばれれば一族全員にとって名誉なことです。差別されているエルディア人にとっては家族の中から戦士を出すということはとても意味のあることだと思います。

これらのことから、戦士に選ばれるのは物凄く高い倍率であると思います。

 

巨人化した時にさほど重要でない能力が優れているからといってその人を戦士候補生に選ぶでしょうか?

それはないと思います。

もちろんベルトルトは射撃以外の科目もそこそこ優秀だったとは思いますが、射撃の技術は巨人化したときに重要であるから試験科目になっていて、重要な科目である射撃で優秀だからベルトルトは戦士候補生に選ばれたと思います。

 

のび太戦士いけるんじゃね…笑)

 

 

今回の考察はいかがだったでしょうか。

僕の推測が入りすぎている気もしますが(笑)

作中で明らかになっている情報から色々な仮説を立ててみるのは楽しいので是非みなさんもいろいろ考えてみてください。

 

質問、意見等あればコメントお願いします。

 

 

おわり。

 

【受験】模試を受ける時のアドバイス

この時期になると自分の実力を知る、もしくは本番の雰囲気に慣れるといった目的で模試を受ける人は増えてくると思います。

模試を受けることで、本番と同じような雰囲気で問題を解き、同じ大学を目指している人と比較し客観的に自分の実力を計ることができます。受験生にとっては模試は非常に重要です。

そこで今回は、

模試を受ける時のアドバイス

をしていきたいと思います。

 

・復習をしっかりやる

これは本当に大事です。模試は実力を知るためとか言って模試を受けた日に解いたきりになって放置するのは論外です。解説を熟読し、何故自分が間違ったのかを知り、次に同じ問題が出たら必ず正解できるレベルまで1問1問をやり込む必要があります。間違ったのが知識不足ならもちろんその分野をやり直さなければいけないでしょうし、緊張によるミスであれば次の模試の時に問題を解く順番などを変えたりすることで本番同じミスを繰り返す可能性を減らすことができます。間違えた問題、悩んだ問題は100%理解するまで復習することを勧めます。

 

・本番のような環境を作る

模試の前日夜更かしして頭が働かなかった、とか腕時計を忘れた、みたいなことを言っている人がいます。僕が受験生だった頃に周りにもいました。はっきり言ってアホです。

何故なら、本番は必ず最高の準備をして行くからです。本番の前日に夜更かしする奴がいるでしょうか。いませんよね。

しっかり準備をして本番に近い環境を作ることで、本番に近い緊張感で模試を受けることができます。 模試で高得点を取ることが目的ですか。違いますよね。本番で高得点を取ることが目的のはずです。本番で緊張しない自信があるなら準備する必要はありませんが、多くの人は緊張するはずです。本番の緊張感に少しでも慣れるために、本番に近い環境を模試で作ることが大切だと思います。

 

・休み時間は勉強しない

これに関しては個人差がありますが、少なくとも僕はこっち派でした。僕が休み時間は勉強するべきでないと思う理由は2つあります。

1つ目は、体力面から休み時間はしっかり休憩を取る必要性が大きいということです。

模試は、センター試験の模試などであれば、本番なら2日かけてやる内容を1日に詰め込んでいます。わざわざ本番を2日に分けてやっていることから分かるように、1日集中力を維持するのは結構困難です。少しでも集中力を持続させるために、休み時間は勉強から離れましょう。音楽を聞いたり、外を散歩したり、会場にいる友達と喋ったりするのがオススメです。

2つ目は、勉強したところでほとんど意味がないからです。覚えていない知識を短時間でとりあえず覚えたところで、それが出る可能性は低いですし、出たところで自分の力になっているわけではないので家に帰ってから結局勉強し直す必要があります。むしろ、付け焼き刃の暗記でたまたま正解した問題は家に帰ってから復習しない可能性があるので、本当に理解していないところは間違えてもいいのです。何度も言いますが、模試で高得点を取ることが目的ではないということをしっかり意識しましょう。

 

余談になりますが、僕の周りの人に関して言えば、高得点を取った人は模試や本番で休み時間は勉強しなかったという人が多いです。理由を聞いてみると、基礎知識はほぼ完璧なので今更覚えることもないし、リフレッシュの方が大切みたいな意見が多かったです。

 

・結果を前向きに捉える

散々模試は大事みたいな話をしてきましたが、所詮模試は模試です。失敗しても次に活かせればいいのです。特に現役生とかだと、志望校に受かった人でも冬まではE判定だったみたいな人も多くいます。僕も10月頃まではD以上は出ませんでした。本気で勉強すれば、必ず成績は上がりますし、冬になればAやBも出るようになってきます。この時期の模試でE判定が出たから志望校を下げるのはもったいないです。自分を信じて頑張りましょう。

もちろん、AやBが出れば素直に喜んでいいです。調子に乗るのは良くないですが、自分がしっかり勉強できている何よりの証拠と言えるでしょう。しかし、特に現役生なんかは冬に急激な伸びを見せます。安心して勉強しなくなると、すぐに追い抜かれてしまうので油断は禁物です。

 

・模試を受けすぎない

確かに模試は重要ですが、毎週末に模試を受けるみたいな受け方はオススメしません。

先ほども言いましたが、模試は必ず復習が必要です。受けすぎると、しっかり復習ができていないまま次の模試を迎えることになってしまいます。

また、単純に1日勉強時間が奪われます。模試はアウトプット(身につけた力を出す)ことしかしないので、新たな知識を覚えたりすることはできません。合格のためにはアウトプットもインプットも両方大事なので、模試を受けすぎてアウトプットに偏るのは効果的な模試の受け方とは言えないと思います。

 

 

以上で僕なりの模試を受ける時のアドバイスを終わります。高校の時に先生が言ってたことや、僕自身の経験、周りの合格者の意見などを参考にしていますが、必ずしも全員に当てはまるとは限りません。自分に合った模試の使い方を考えることが大切です。

模試は効果的に使えば大きな武器になりますが、テキトーに受けるとはっきり言って時間とお金の無駄です。みなさんが効果的に模試を使って、無事志望校に合格できることをお祈りしています。

 

 

おわり。

【進撃の巨人】戦士候補生試験について

最新の94話「壁の中の少年」の後半部でライナーが戦士候補生だった頃の回想シーンがありました。戦士候補生の中にはライナーの他にジーク、アニ、ベルトルト、ピーク、マルセル、ポルコ(ガリアード)がいました。

各試験で優秀な成績を修めた場合、戦士候補生に選ばれ9つの巨人の継承権を得ることができる。という制度です。

例えば、体力をテストするランニングでトップを取ったマルセル、射撃に優れるベルトルト、対人格闘で圧倒的技術を見せたアニが合格となっています。合格した描写はありませんでしたが、ピークは優れた頭脳が評価され合格したと思われます。

f:id:owata047:20170609081639j:image

ライナーは何かの能力が評価されたわけではありませんが、マーレへの高い忠誠心によって戦士候補生に選ばれました。

ジークやポルコが何かに優れていたという描写はありませんでしたが、ジークは明らかに他の6人のまとめ役のようなポジションであり、マガト隊長からも信頼されている様子が描かれており、ポルコもライナーに対する発言から少なくともライナーよりは優秀で、何か他の試験で優れた成績を残している可能性が高いです。

巨人の強さは、中の人間の強さの影響を受けます。女型の巨人は高い格闘技術を持っていましたが、これはアニが対人格闘に優れているからであり、車力の巨人がシガンシナ区でジークの命令なしで合理的な判断ができたのも、中のピークが優れた頭脳を持っているからと言えるでしょう。

 

これらのことから推測するに、戦士候補生の試験科目(ランニング、対人格闘、射撃等)は継承する巨人の特徴を活かせる能力を持っているかどうかを確かめる試験であると思います。

例えば車力の巨人であれば、必要なのは前線での戦闘能力というよりサポート能力です。ピークはウォールマリア奪還作戦でもその高いサポート能力を発揮しました。

f:id:owata047:20170609092232j:image

顎の巨人であれば、機動力と体力が重要でしょう。もともと顎の巨人は敏捷性に優れた巨人であり(ユミルは戦士としての訓練を受けてなかったが巨人化すると高い機動力を発揮した)、その特徴を活かせるだけの機動力、体力を持つ人間が継承すればより巨人の能力を引き出せるということではないでしょうか。

 

このように考えると、おそらく身体能力は高くない(ランニングで激しく息切れしている)が頭脳が優れるピークが車力の巨人を、ランニングがトップで体力が優れるマルセルが顎の巨人を継承したのも納得できます。

鎧の巨人の役割は、硬質化による鎧で敵の攻撃から他の巨人を守ることだと言えます。92話「マーレの戦士」ではジークを砲撃から守る描写があります。

f:id:owata047:20170609092753j:image

この時、全身が硬質化されていて防御力ではおそらく9つの巨人の中で最強の鎧の巨人の本体であるライナーでもかなりのダメージを受けていましたから、獣の巨人に直撃していればジークは死んでいた可能性もあります。

つまり、鎧の巨人を継承する人間に必要なのは自分の身を呈して味方を守る精神力であると言えるでしょう。

93話でポルコはライナーに対し、「俺が鎧を継承していれば…」と言っています。鎧を継承する候補に上がったのがライナーとポルコであり、ポルコの方が優秀ではあったが、鎧の巨人に必要な精神力の面でライナーが優れていると判断され継承するに至ったと僕は予想します。

 

ライナーが鎧を継承した経緯についての推測はあまり自信がありませんが、巨人の特徴に合った能力が優れた人間がその巨人を継承するというのは間違ってないと思います。もしこれが正しいとすると、疑問が残るのがベルトルトです。巨人に射撃の能力が必要なのでしょうか。

遠距離攻撃ができる巨人であれば射撃の能力が活かされることもあるでしょうが、超大型巨人にそのような能力があるとも考えられませんし…

これについては疑問ですね、作中で明らかになることを期待しましょう。

 

こちらで考察しています。↓

【進撃の巨人】戦士候補生試験科目に射撃は必要なのか? - 工学部の暇つぶし

 

以上で戦士候補生試験についての考察を終わります。 95話でどういう過程で継承したかが分かるといいのですが、流れ的にパラディ島側の話に移りそうですよね。まあそれはそれで楽しみだからいいんですけどね。

来月が待ち遠しいですね!

意見、質問等あればコメントお願いします。

 

おわり。

【ハンターハンター】好きなキャラランキング!

ハンターハンターの連載が6月26日についに再開されます!僕も非常に楽しみで待ち遠しい限りです。

連載再開を記念して何かハンターハンターの記事を書こうと思いまして、今回は僕的に

好きなキャラランキング

を発表していきたいと思います。

 

第7位  ゴレイヌ

f:id:owata047:20170607132014j:image

みんな大好きゴレイヌさんですね。GI編で登場し、その圧倒的な気前の良さやえげつねぇ頭の回転の速さから今でも高い人気を集めています。ハンターハンターに出てくるキャラクターの中でも最も優しいと言っても過言ではないでしょう。 念能力も非常に高度で強力であり、GIのドッジボールではレイザーにボールを当てることにも成功しています。優しさと強さを合わせ持つゴレイヌさんは、目指すべきハンターの模範とも言えるでしょう。

 

第6位  シュート=マクマホン

f:id:owata047:20170608081246j:image

キメラアント討伐隊の1人、シュートです。まずキャラのデザインが好きです。左右非対称な見た目から、不思議で怖い印象を感じます。

普段は弱気で慎重だが、逆境に強く、1対1で護衛軍のユピーに数十秒の時間を稼ぎ、瀕死の状態になってもまだ戦おうとする意志の強さも持ち合わせています。かっこいい。

念能力も好みなんですよね。浮遊した3つの手を操り、それに乗って高速で飛行することもできます。ダメージを与えた体の一部をカゴに閉じ込めるというのもテクニカルで面白いと思います。

 

第5位  ウイング

f:id:owata047:20170608083454p:image

天空闘技場編で登場し、ゴンやキルアに念の基礎を教えたウイングです。作中で屈指の実力を誇るビスケの弟子であり、念の知識も豊富であり、戦闘描写はありませんが旅団の戦闘員を除いた団員くらいならタイマンで勝てるくらいには強いと考えています。

ゴンやキルアに念の基礎を教える際も、無茶をしないように指導しており、2人の才能の高さをすぐに見抜くなど、師匠としてのスペックはかなり高いと思います。

ハンターハンターの中で先生にしたいキャラランキングを作るなら間違いなくトップに来るでしょう。

優しいインテリキャラなのに強そうって感じが凄く好きなので5位にしました。

 

第4位  クロロ=ルシルフル

 f:id:owata047:20170608150528p:image

幻影旅団の団長、クロロです。ハンターハンターを読んだ男子は誰もがみんな1度はクロロに憧れるでしょう。残虐な盗賊団の団長ですが、高いカリスマ性と戦闘力を持ち合わせており、団員からの信頼もとても暑いです。こういうかっこいい悪役には中二心を掻き立てられます。あと印象的なのは、ヨークシンシティ編でネオン=ノストラードの能力を奪う時のイケメンさですよね。あんなの女の子なら誰でも心開いちゃいますよ。クロロみたいなイケメンになりたい(切実)

 

第3位  ジン=フリークス

f:id:owata047:20170608200315j:image

主人公ゴンの父、ジンです。ダブルの遺跡ハンターで、様々な分野で活躍しています。作中でも上位の強さを持つカイトの師匠であり、ハンター試験の試験管であるサトツの理想とするハンターでもあります。楽しむことを第一に考えており、好奇心からやりたいことにどんどん挑戦し、何でも成し遂げてしまいます。まさに男のロマンですよね。たった1人で様々なことを達成しつつ、関わった人からも確かな信頼を受けています。(嫌われてもいますが)

人間的なかっこよさという意味では一番かっこいいキャラではないでしょうか。

 

第2位  ヒソカ=モロウ

f:id:owata047:20170608200616j:image

ハンター試験編から登場してるにも関わらず、未だに謎が多い奇術師、ヒソカです。

自他共に認める戦闘狂であり、強い人と戦って殺すことが大好きな変態です。 強い人と戦うため、成長の見込みがある人は殺しがいがあるレベルに育つまで生かしておきますが、見込みがない人は瞬殺する残虐さを持っています。

目的もよく分かりませんし、よく嘘をついたり謎が多いキャラですよね。だからこそ、ヒソカが登場すると何をするのかワクワクするし、底知れぬ強さにどうせ死なないと安心感すら感じてしまいます。(死にましたが)

 

第1位  クラピカ

f:id:owata047:20170608210506p:image

現在は十二支んの1人であるクラピカです。幻影旅団に襲撃され全滅したクルタ族の生き残りで、奪われたクルタ族特有の緋の目を集めることを目的としています。幻影旅団に復讐するためにハンター試験を受験し、見事合格。念を覚えて半年ほどで幻影旅団の戦闘員、ウボォーギンをフルボッコにしてしまいました。

クラピカの念能力は、そもそも旅団特化の能力ですが、巧みな戦術を練る頭脳がなければ、負けていたでしょう。素晴らしい戦闘のセンスを持っていると言えます。

クルタ族はもちろん、ゴンやキルア、レオリオなどの仲間を大切に思う気持ちを持ちつつ、合理的で冷静な判断ができますし、目的を達成するという強い意志を持っていて戦闘のセンスも素晴らしい。これだけのことをこの若さでするからまた凄い。

見た目もかっこいいし、武器が鎖ってのもいいですよね。僕も指に鎖つけたらクラピカみたいにかっこよくなれるんですかね(笑)

 

 

以上でランキングを終わります。惜しくもランキングには入らなかったが好きというキャラをあげると、キルア、イルミ、パリストン、モラウ、マチ、フェイタンなどがいますね。

それにしても魅力的なキャラが多いですね。改めて素晴らしい作品だなと実感しました。

早く続きが読みたい〜!

 

 

おわり。