【進撃の巨人】巨人の能力の決定要因について
昨日はブログを更新せず申し訳ありません。
少し体調が悪かったので、お休みしました。
それでは、本日の話題に入ります。
進撃の巨人では、最初は巨人については謎ばかりでしたが、少しずつ謎が解けてきています。
そこで僕は
巨人の能力の決定要因
について考えてみることにします。
・巨人の外見
まず、巨人の外見については、巨人化する前の人間の容姿が強く影響します。個体差はありますが、顔つきが似た巨人になるということに間違いはないでしょう。これは、87話「境界線」で確定的になりました。
(87話 境界線)
グリシャの仲間、エルディア復権派のメンバーは殆どがマーレによって無垢の巨人にさせられますが、かなり顔が似ていますよね。
すごいアルミン巨人の顔が気になる…(笑)
・巨人のサイズ
巨人の大きさには、かなりの個体差があります。小さいものは3m程ですが、大きいものになると15m程になります。どのように巨人の大きさが決まるのかですが、これも87話で明らかになりました。
(87話 境界線)
巨人の大きさは調整可能であり、おそらく巨人の大きさは、注射する脊髄液の量で決まると考えられます。グロスは特別な薬を持っていたわけではありませんし、3〜4mというアバウトな数字を出している点も脊髄液の量を目分量で決めているからではないでしょうか。もちろん、巨人化する人間の体格にもよると思いますが。
・巨人の基本能力
基本能力とは基本的なスペック、ポケモンで言えば種族値のようなものだと考えてください。
要するに、知性巨人によって付加される能力や王家の血を引いていることによる特殊能力を差し引いた単純な戦闘力のことです。
僕は、これは巨人化する人間の能力と注射される脊髄液の種類によると考えています。このように考える理由は次のシーンです。
(95話 嘘つき)
巨人化する人間の能力が高いと、巨人の能力が高くなるというのはなんとなく分かりますし、マガト隊長もそのように言っています。アニの格闘能力はしっかりと女型の巨人に引き継がれていました。
(65話 夢と呪い)
65話でのロッドの発言です。
この注射なら強力なら巨人になれる
最も戦いに向いた巨人を選んだ
と言っています。しかし、当然ですが、この注射を打つことで知性巨人になれるわけではありません。普通の無垢の巨人であれば、高い戦闘能力があったとしてもその技術を活かすことはできない(捕食しか考えなくなる)ので、エレンを捕食して知性巨人化する前提での注射だったと考えられます。(ロッドはこの液を経口摂取して馬鹿でかい奇行種になりましたが、これは経口摂取したことが原因だと考えています。)
また、最も戦いに向いた巨人を選んだという発言から、他にも様々な種類の注射があるのではないかと思います。
まとめると
- 巨人化する人間の能力が巨人の基本能力に影響する
- 注射の種類によって巨人化したときの基本能力が決まる。
- 知性巨人化しないとそもそも捕食行動したとらないため、能力の高低は意味ない
・巨人の特殊能力
特殊能力とはその巨人に特有の能力です。
これは主に9つの巨人の継承によって得ることができます。鎧の巨人は全身を硬質化した鎧で覆われていますし、女型であれば部分的な硬質化と高い機動力、近くの無垢の巨人を呼び寄せることができます。
進撃の巨人とかは具体的な能力は不明ですが、とりあえず9つの巨人を継承すればその巨人の持つ能力を得ることができます。
ユミルは戦士としての訓練などは受けていませんでしたが、ウトガルド城では高い機動力で大量の無垢の巨人を相手にしていました。並の巨人であの動きは無理でしょう。これは、ユミルが顎の巨人を継承したことにのり顎の能力(爪、顎、俊敏さ)が付加されたと考えられます。
そして、もう1つ特殊能力に関係するのが血です。ジークは獣の巨人を継承していますが、獣の自体に能力はありません。しかし、ジークは自分の脊髄液を打ち込んだエルディア人を巨人化させ、操ることができます。
(93話 闇夜の列車)
これは、獣の能力ではなく、ジークが王家の血を引いているからです。つまり、9つの巨人の能力に追加して、王家の血も巨人の能力に影響されます。
以上をまとめると、次のようになります。
- 巨人の外見や能力は、巨人化する人間の影響を受ける
- 巨人のサイズは、注射する脊髄液の量で決まる
- 巨人の基本的な性能は注射する脊髄液の種類で決まる
- 巨人の特殊能力は継承した巨人の種類と血で決まる
かなり謎は解けてきていますが、未だに奇行種など不明な点も多いです。次回あたりで、巨人学会の研究成果を知りたいところですね。
意見、質問などあればコメントお願いします。
おわり。