【大学】工学部のテストは難しいのか?
7月もそろそろ終わりですね。高校生の方は夏休み真っ只中ですね。受験生はここが勝負所です。頑張りましょう。
大学にもよりますが、だいたいの大学はこの時期が期末テストシーズンです。普段は遊びまくってる印象が強い大学生も、この時期ばかりは勉強せざるを得ません。大学では、教科によりますが勉強しないとマジで単位が取れません。
僕はこの1週間にほぼ全ての科目で期末試験がありました。中間試験やレポートがある科目は期末でやらかしてもリカバリーが効くのですが、教員によっては期末試験の点数のみで評価、単位の認定を行います。
つまり、期末でやらかしたら終わりです。2年生になっても、1年生と一緒に授業を受けなければなりません。これを再履修と言い、大学生用語としては再履(さいり)と省略して使われます。
(例)「期末やらかしたから再履確定やわ〜www」
今日でテストもひと段落ついたので、工学部1年生が受けるテストがどのくらい難しいのかを文系大学生や高校生に紹介していきたいと思います。
・科目数
大学の授業には、学部や学科によって必ずいる科目(必修科目)と卒業のために決められた単位数は取得しなければならないが、自分で選択できる科目(一般教養科目など)に分かれています。一般教養科目は単位を落としても後期などで他の授業を受ければ問題ないのですが、必修科目の単位を落とした場合再履修が確定します。
僕の場合であれば、数学、力学、化学、英語、第二外国語、図学(学科が機械系なので)なんかが必修科目になります。
数学が2科目、力学、化学、英語が2科目、第二外国語が2科目、図学の全ての必修科目に期末試験がありました。
一般教養科目は、4科目中2科目でテストがありました。
計11科目です。しかも、ほぼ全ての科目のテストが1週間にまとめて行われます。かなりキツイです。
担当教員にもよりますが、必修科目は基本的に期末試験が実施されます。一般教養科目は試験だったりレポートだったり様々ですね。
・難易度
結論から言いますと、試験の難易度は担当教員によります。それもかなりの差で(笑)
同じ科目でも担当教員が違えば難易度は天と地ほどの差があると思った方がいいです。
期末試験は基本的に6割以上あれば単位が認定される(出席点などが加算される場合もある)のですが、化学なんかはどうやって6割切るんだと思う程簡単でした。高校の定期試験の方が難しかったレベルです。逆に、第二外国語は結構難しく、6割あるか微妙なラインです。
一般教養科目の試験は持ち込み可能な場合が多く、その場で考えてもなんとかなる科目が殆どですが、必修科目の試験は結構勉強しないと厳しい(もちろん科目による)科目が多いです。
とはいっても、2、3日ちゃんと復習して挑めば6割を切ることは殆どないかと思います。
一夜漬けとなると微妙です。次の日の科目数が多いと間に合わない可能性も出てきます。
そこで重要なのが、過去問を入手することです。
自分の担当教員がその科目で過去に出題した問題を先輩や友達から入手できれば、難易度は大幅に下がります。これには2つ理由があります。
1つ目は、同じ問題や類題がかなりの確率で出題されるからです。数値を変えていたり、少し捻っていたりしますが、漠然と教科書の問題を解くより遥かに効率的です。是非入手しましょう。
2つ目は、難易度が分かるからです。同じ教員が、1年で難易度を大幅に変えることは稀です。つまり、過去問に目を通しておくことで、だいたいの難易度が分かります。
過去問を見て簡単だった科目は基本的な内容をザッと復習する程度にとどめ、難しかった科目や過去問を入手できなかった科目に時間をかけましょう。これなら一夜漬けでもなんとかなります。僕はなんとかなりました(笑)
まとめると
- 難易度は担当教員によって様々
- 必修科目の試験は一般教養科目に比べれば難しい傾向がある
- しっかり勉強すれば単位を落とすほどの点を取ることは殆どない
- 過去問は必ず入手すべき
大学に入ったら単位を取るために受験勉強レベルで勉強しないといけないのではないかと心配している受験生(特に理系)がいるかもしれませんが、そんなことはないです。単位を取るためだけなら、期末試験が実施される1週間くらいだけ本気で勉強すれば余裕なレベルです。
以上で終わります。
工学部は単位取るのがキツイという声をよく聞きますが、少なくとも1年の前期に関して言えば僕はそうは思いませんでしたね(文系はもっと楽なのかもしれませんが)。
意見、質問などあればコメントお願いします。
おわり。