限界理系大学生

ゲームや漫画や日常の出来事を様々な観点から観察、分析していきます。たまに真面目な話もします。暇つぶしです。不定期で更新します。

【受験】英単語暗記法!

受験生にとっては避けては通れないのが英語という科目です。文系理系を問わず、ほとんどの受験生は英語の試験を受ける必要があります。

そして、英語の勉強において必須となるのが英単語の暗記です。長文を読むのにはもちろん、英訳、和訳全ての基礎となります。

暗記が嫌いという人は多いと思います。僕もそうでした。2次試験の勉強をするとき、時間があれば数学や理科の問題に逃げてしまい、英単語の暗記を後回しにしていました。しかしこれではまずいと思い、1ヶ月弱で鉄壁(後述)をほぼ全部暗記してなんとか間に合いました。僕はそれまで完全に語彙力を軽視していましたが、長文の読みやすさに驚きました。実際の点数もそこそこよかったです。

 

この経験から、今回は

英単語を効率的に覚える方法

を紹介していきたいと思います。

 

効率的に単語を覚えるためには、何かしらの単語帳を買う方がいいと思います。

2次試験で英語がある人であれば、「東大英単語熟語 鉄壁」がオススメです。(理由や使い方は後で説明します。)

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英語がセンター試験のみという人は「システム英単語」なんかがオススメですね。

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どの単語帳でも使い方はそこまで変わらないと思いますが、これら2つは僕が実際に使ってみてそれなりに実用性が保証できるので紹介しました。 

 

それでは使い方を紹介していきます。

新しい単語を覚えるペースは1日30語くらいがオススメです。スペルを書けるレベルまで覚える必要はありません。単語を見て、頻出の意味を全て言えるくらいまで覚えましょう。また、この時に類義語、対義語、派生語も同時に覚えましょう。この作業はとても重要です。1日でこの量は無理というなら、覚える語数を減らしましょう。単語の2つ目の意味や類義語等を覚えずに無理に30語詰め込むのは長い目で見れば非効率だと思います。

覚えるときは、しっかりと覚えるための時間をとりましょう。少しでも多くの情報を頭に入れる意識が重要です。時間は15分〜20分くらいがオススメです。本気で覚えようとすればこの程度の時間でも結構覚えられますし、長時間やると集中力が切れて頭に入ってこないままページをめくるだけになってしまいます。

1時間くらい空けてもう1度同じ範囲(30語)を同じ時間で集中して覚えます。この暗記の時に上で言ったポイントを意識して覚えましょう。付け焼き刃の1対1の英語→日本語の暗記は難しい問題だと使い物になりません。

2回同じ作業を繰り返しましたが、それでもなかなか完璧には覚えられません。半分、3分の1でも十分です。量を覚えようとして、意味や類義語等を蔑ろにするよりは遥かに良いです。

覚えた日の寝る前にもう1度復習をします。この時は答えを隠しながら確認しましょう。

起きたら朝にもう1度復習します。これでも覚えられない単語には印をつけておきます。

これで合計4回同じ範囲をやったことになります。かなり覚えているはずです。しかし、人間の脳は反復しなければすぐ忘れてしまうので次の日の寝る前も復習します。(この日は寝る前だけでOKです。)基本的にはこれで大丈夫ですが、必ず1週間以内にもう1度復習をしましょう。この時は印をつけた語を中心に全体に目を倒す感じでやります。これ以降も、最低でも2週間に1回くらいは復習します。

この作業を毎日やれば、毎日30語ペースで覚えることが可能です。使う時間は毎日暗記に30〜40分+復習で20分=1時間程です。

僕は2時間程とって50語くらい覚えていましたが、この量はあまり効率的ではありません。他の科目は割と完成していたのでこの方法で乗り切りましたが、普通の人は1時間で30語ペースくらいが良いと思います。まあ、個人差があると思うのでベストなペースを自分で見つけてください。

 

ポイントをまとめると

  • 15〜20分の集中暗記を1日2回
  • 寝る前と起きた後に必ず復習
  • 1週間以内にもう1度復習
  • それ以降も2週間に1回は復習
  • 意味や類義語等をしっかり覚える
  • 自分にあったペースでやる(30語/1日くらいがオススメ)

 

これに加えて、長文などで知らない単語が出てきたら必ず調べてその都度覚えるようにしましょう。

これらをしっかりやれば、センター英語は余裕で9割くらい狙えますし、2次の長文もかなり読めるようになります。単語帳は各語の説明を含めて1冊覚えれば大学入試に必要な単語の知識はほぼ全て網羅できるように作られているので、色々な単語帳に手を出すのではなく、信頼できる1冊を隅から隅まで極めてしまいましょう。(センターだけならシス単3章くらいまでをやればいいと思います。)

 

受験生の皆さんが盤石な語彙力を身につけ、英語を得意教科にして無事志望校に合格できることをお祈りしています。

 

 

おわり。