【進撃の巨人】98話の感想まとめ〈1〉
かなり久々の投稿になりますね。(笑)
10月まで夏休みであまりブログを書く時間がとれず、新学期が始まってバタバタしていてやっと余裕ができてきたのでまたガンガン考察していきたいと思います。
98話「よかったな」は考察すべき謎がたっぷり詰まった最新話です。
非常に内容が濃いため2回に分けて考察していきたいと思います。
※98話を読んでいる前提で書いています。
前半で考察するポイント
- ライナーの助言に耳を貸さないマーレ上官
- 走力でガビに勝ったファルコ
- キャッチボールをするジーク
- マガト隊長とタイバー公ヴァリーの会話
- エレンが持っているグローブとボール
1つずつ見ていきましょう
・ライナーの助言に耳を貸さないマーレ上官
(98話 よかったな)
ライナーが作戦についての助言をしますが、マーレ上官は一蹴します。これについてはポルコやピークも皮肉を言って呆れています。
上層部がこんな感じですから、マーレ軍は軍として終わってると言えるでしょう。
後述しますが、おそらくマガト隊長も現在のマーレ軍は終わっていると考えているでしょう。
・走力でガビに勝ったファルコ
(98話 よかったな)
ガビは訓練でも優秀ですし、戦争でも結果を残していて、鎧の巨人の継承はほぼ決まっているような状態でした。ファルコはガビに戦士になってほしくないので、自分が継承権を得ようと必死に努力しています。
今回、ファルコが勝ったことで鎧の巨人の継承はガビで確定という雰囲気が揺らぎ始めましたね。ポルコもどうなるか分からないと言ってます。(明らかにライナーより優秀だったにも関わらず継承を得られなかった過去がある)
ファルコには、訓練兵時代のエレンのような意志の強さを感じます。
僕はファルコが継承権を得るのではないかなと考えていますが、そもそも継承する前にマーレに何かしらの変化が起きる流れになりそうな気もします。
・キャッチボールをするジーク
(98話 よかったな)
ジークがコルトを誘って2人でキャッチボールをするシーンです。ウォールマリアで調査兵団と戦ってる際、ジークは完全試合(パーフェクトゲーム)など、野球の用語を発していました。マーレに野球があるなら納得ですね。
また、ジークはおそらく野球がかなり上手いです。コルト(おそらく運動神経はある方)でもコントロールがあまり良くなく、わざとジークの上手さを目立たせるようなシーンが描かれています。この技術が獣の巨人の投石攻撃に活かされているわけですが、一体ジークはどこで野球を練習したのでしょう。
後で書きますが、エレンにボールとグローブを送ったのはジークだと考えています。単にジークが投げるのが上手いことを裏付ける以外に何かしらの意味がありそうです。
・マガト隊長とタイバー公ヴィリーの会話
(98話 よかったな)
家の増築の件と言っていますが、これは軍の改革を指していると考えられます。
会話の後にヴィリーがマガト隊長に「軍はあなたのものだ」と言っていますし、先ほども述べましたがマーレ軍の上層部は無能です。マガト隊長の発言も軍のことを言っているとすればすべて意味が通ります。
そして重要なのが、マガト隊長の「我が家にはすでにネズミが入り込んでいるようです」という発言です。
我が家をマーレ軍とするなら、マーレ軍にスパイがいるという意味になりますよね。
果たしてこれは誰のことを指しているのでしょうか?(↓考察してます)
・エレンが持っているグローブとボール
(98話 よかったな)
エレンがグローブとボールを家族にもらったと言っています。 この家族とは誰を指しているのでしょうか。
おそらく、ジークです。
こう考える理由はジークがキャッチボールをしていたからだけではありません。
エレンはファルコに仮病のことをバラしていますし、今更ファルコに嘘をつくとは思えません。
そして、エレンの家族と言うと消去法でジーク以外にあり得ないのです。
グリシャやカルラ、ダイナは死んでいますし、エレンの家族と言うとジークとジークの祖父母くらいしかいません。しかし、この次のシーンでジークの祖父がエレンを認識していないことからジークしか考えられないのです。
また、ミカサも家族と言えますが、そもそもマーレ国内なうえにミカサがわざわざグローブを送る意味も分からないのでジーク決定でしょう。
となると97話からエレンが手紙をやり取りしているのはジークではないでしょうか。もしかしたら、マーレ国内で何かを計画しているのかもしれません。
というわけで、マーレ軍に入り込んでいるスパイはジークであると予想しました。
これは今後の展開に必ず影響します。ジークの目的は果たして何なのか。話が進まず謎の解明ばかりしていたマーレ編ですが、次回あたりで大きな動きがありそうです。非常に楽しみですね。
98話の考察の後半もまた書くので、見ていただけると嬉しいです。
おわり。