【進撃の巨人】腕章逆の奴エレン説 その3
93話、94話で登場した腕章を逆の腕に付けていた兵士がエレンであると考察しました。
また、何故エレンが忍び込んだかについても考察しました。
【進撃の巨人】腕章逆の奴エレン説 その2 - 工学部の暇つぶし
というわけで今回は第3弾!
どのようにマーレに侵入したか、他の調査兵団も侵入しているのかについて考察していきたいと思います。
今週は腕章が逆の兵士についての記事ばかり書いていますが、今日で終わるので最後まで読んでいただければ嬉しいです。
本題に入ります。パラディ島とマーレの地形的な位置関係はこのようになっています。
(93話 闇夜の列車)
黒がマーレの領土、その右上の島がパラディ島です。
パラディ島は完全な孤島であり、陸路でマーレに侵入するのは不可能であることが分かります。
となると船を使って海から侵入したか、飛行船等を使って空から侵入したかのどちらかと言って良いでしょう。
壁内エルディア人は飛行船の技術なんてないと思う人もいるかもしれませんが、そのような物があることはグリシャの手記から知っているはずですし、数年前の段階で民間の手で気球レベルなら開発できてたっぽいので、今では飛行船を所有している可能性も捨てきれません。
(55話 痛み)
しかし、可能性が無くはないというだけで、船で侵入した可能性の方が高いと思います。
2話「その日」で船で住民を避難させる描写がありました。何年も前から、壁内エルディア人は船の技術を持っています。
加えて、93話「闇夜の列車」でのジークの発言から、パラディ島に向かったマーレの船が戻ってきていないということが分かります。
(93話 闇夜の列車)
この発言から、調査兵団はマーレの船を奪ってその船を使って侵入したという可能性が出てきます。もちろん、他の船でもいいのですが、その場合壁内で使っている船をエレンが運んだりしなければ使えません。また、マーレの方が技術が発展しているので、船の性能も高いでしょう。これらのことから、マーレの船を奪って侵入したという可能性が最も高いと予想しています。
では船を使ってどのように侵入したのかという話なんですが、マーレ人になりすまして船着き場に行ったらジークの発言に矛盾しますし、そんな目立つ侵入の仕方はしないでしょう。
となると、普通に考えて夜に人目につかない場所から上陸したのではないかなと思います。
また、同時に他の調査兵団も何人か侵入していると考えられます。さすがにエレン1人では問題が起きた時にどうしようもありませんし、ある程度人数がいた方が情報も効率良く集めることができます。しかし、全員がマーレに上陸するのはそれはそれで問題です。
その間にマーレがもう一度パラディ島作戦を開始した場合、間違いなく壁内エルディア人は滅ぼされてしまいます。始祖の巨人が奪われなければ大丈夫と言えば大丈夫ですが、王家の血を引くヒストリアは奪われる可能性が高く、そもそも壁内人類を見捨てるような選択肢を調査兵団は取らないでしょう。
誰が侵入して誰が残るかはさすがに分かりませんが、エレンを含む数人がマーレに侵入、残りはパラディ島に残った可能性が高いと思います。
以上でマーレ侵入の過程と調査兵団の動向についての考察を終わります。
今回は明確な根拠のない推測が非常に多いので、正確さには欠けるかもしれません(笑)
最後に、エレンがファルコを見て何を感じたかについて少しだけ考えを述べたいと思います。
(94話 壁の中の少年)
このときエレンは腕章をしているファルコを見て、ファルコがエルディア人であることにすぐに気がついたでしょう。
また、エレンはグリシャなど一部のエルディア人を除いてエルディア人はマーレに従い、マーレに尽くしています。
マーレは、エルディア人を戦争に参加させ、戦力を増強させていますが、コスロのエルディア人兵士に対する態度から分かるように、特に兵士1人1人を大切にしているわけではありません。むしろ、心的外傷を負った兵士は戦場で使い物になりませんから、治ればまた兵士として使い、治らなければ無知性巨人にでもしてしまうのでしょう。
となると、ファルコの行動はマーレの考えから大きくズレています。ファルコ自身もエルディア人を戦争から解放したいと考えています。
(94話 海の向こう側)
ファルコの考えまでは分からなくとも、エルディア人に対してマーレ人が前にいるにも関わらず優しく接するファルコを見て、海の向こうは敵しかいないと考えていたエレンに何かしら新しい考えが浮かんだ可能性があります。
何故ファルコがそのような考えを持っているのか、エレンが具体的に何を感じたかまでは分かりませんが、今後の展開にファルコの考えが大きく影響することはほぼ間違いないでしょう。
以上で考察を終わります。3日連続で腕章が逆の兵士についての考察をしました。
エレンじゃなかったらマジでどーしよ…(笑)
と内心かなり不安なんですが、それはそれで面白いんじゃないでしょうか。
意見、質問等あればコメントお願いします。
おわり。